8月15日に、カトリック教会では 聖母被昇天の祭日を祝います。
6世紀には聖母マリアの死去の日として東方教会で祝われていました。1950年に教皇ピオ12世により、聖母マリアが霊肉ともに天に上げられたことを教義として宣言されました。それ以降、教会ではキリストともっとも深く結ばれていた聖母マリアが真っ先にキリストの復活と栄光にあずかったことを祝っています。
日本ではまた、8月15日は終戦記念日として平和について考えるきっかけにもなっています。
私事になりますが、この日に私にとって特別なことが3年連続で起こったので、ここで分かち合いたいと思います。
最初に、2013年8月15日イタリア・アシジのフランシスコ大聖堂の下部聖堂で、生まれたばかりのイエス様を包んだとされる「聖母マリアのベール」を見ることができました。このベールは年に2回だけ、8月15日の聖母被昇天の祭日とクリスマスに公開されるということでした。一緒にアシジを巡礼していたシスターと何度も聖堂にお祈りに行き、ひざまずいてお祈りしました。本当に突然の嬉しいプレゼントをいただいたと思いました。
次に、翌年の2014年8月15日、私は仕事について悩みがあり、なかなか解決策が見つからないでいました。しかしお祈りしているときに、神様からある資格をとるよう告げられた気がして、そう決心しました。そうすると思いもよらず実現することができたのです。
3番目の翌年の特別な出来事は、2023年9月のブログに書いたので、よかったらごらんください。
https://sapporomaria-in.blogspot.com/2023/09/
さて 今年の8月15日には、特別なことは何も起こらなかったです。 普段どおり仕事をして普段どおりに過ぎていきました。しかしよく考えてみると、同じ地球上で悲惨な戦争や内戦により、平穏な日常生活を送りたくても送ることができない人がたくさんおられます。普段どおりの平穏な生活がどんなに貴重なものか、私たちは学ばなくてはなりません。 むしろこの平穏で普どおりの生活こそ、神様からいただいた貴重な奇跡かもしれないのです。この貴重な奇跡を恵んでいただいた私たちは、平和の尊さを世界の人々と分かち合わなくてはなりません。
私たち一人一人の力は小さいものです。しかし世界中の皆が手を携えて平和の尊さを訴えていくことが、何よりも大きな力となるように神様がしてくださると信じています。
(SMG)
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