2018年5月30日水曜日

聖母のご訪問


前に述べたように, 5月はカトリック教会で聖母マリアにささげられた「聖母月」としています。今月の最後の日は、聖母がエリザベトを訪問した美しいお祝い日です。マリアはイエス様を宿した直後、素早く彼女のいとこエリザベトに会いに行きました。祝福された聖母は、エリザベトも年を取っても子を宿していたことを天使から学びました。大きな喜びで、マリア様はいとこを助けるだけでなく、イエスの存在を分かち合うために行きました。これらの聖なる女性たちの出会いは、聖霊がエリザベトの息子ヨハネを祝福するための手段でした。
ルカによる福音書:
「エリサベトがマリアの挨拶を聞いたとき、その子が胎内でおどった。エリサベトは聖霊に満たされ、声高く叫んで言った、『あなたは女の中で祝福された方、あなたの胎の実も祝福されています。主の母上がわたしのところに来てくださるとは、なんという光栄でしょう。ごらんなさい。あなたの挨拶の声がわたしの耳に入ったとき、子供が胎内で喜びおどりました。主のお語りになったことが必ず成就すると信じた女は、なんと幸いなことでしょう』」。ルカ第14145
この出来事は大きな喜びをもたらします。私たちが聖母マリアを歓迎するならば、聖母マリアは私たちを毎日訪ね、いつも息子イエスを連れて来ます。それだけでなく、私たちも他の人にイエスを連れて行き、喜びを分かち合うことができます。何という素晴らしいお祝い日でしょう。

2018年5月6日日曜日

一泊黙想会


53日~4日花川マリア院で若い方々の黙想会が行われました。豊かな大自然の美しさ、そしてそこで沈黙を味わい、一緒に祈り、講話を通して信仰の証を立てた方の手紙を読みました。お恵みの時を過ごすことが出来て、神に感謝!「奇跡の人・マリーとマルグリット」という映画も見て、自分の召命について分かち合いしました。「ご大切」の力について感動しました。是非ご覧ください!

 
 

 


2018年5月5日土曜日

 5月はカトリック教会で聖母マリアにささげられた「聖母月」としています。
 私たちの修道会でも聖母マリアへの崇敬を大切にしており、シスターたちはフランシスカンの伝統に従ってロザリオを毎日祈るようにしています。
 福音書のなかでマリアさまの姿が描かれているところはそう多くありませんが、それでも3つの場面が印象的な姿として浮かび上がってくるかもしれません。すなわち、大天使ガブリエルによって救い主の懐胎を告げられたときのマリアさま。少年イエスがエルサレムの神殿を「わたしの父の家」と呼び、それを思いめぐらしていたマリアさまの姿。そしてわが子が十字架に架けられたとき、そのみもとにたたずんでいたマリアさまの姿。
 毎日の生活の折々に、これら3つのマリアさまの姿を指標にしていきたいものです。


2018年5月4日金曜日

 私たちは、1869年にドイツで創立された殉教者聖ゲオルギオのフランシスコ修道会です。日本には、1920年にドイツから3人のシスターたちがやって来て、事業を始めました。私たちの霊性である「キリストの愛を目に見えるものとする」を柱として、幼稚園や学校、高齢者施設などを運営しています。
 これから1か月に1~2度、このブログでシスターたちの黙想を発信していきたいと思います。