2023年5月16日火曜日

神の母聖マリア



          5月はマリア様の月と言われています。いくつかのマリア様の祝日があるので、皆さんは喜んでロサリオを何度もよく祈るでしょう。本当に素晴らしいことです。聖母に祈る中で、御復活節の終わりに他の大切な祝日の準備のために、マリア様に祈ります。例えば、「聖霊降臨」の祭日のために心の準備をすることは聖母もお手伝いしたいと思います。結局、マリア様は聖霊に満ちた聖母と呼ばれますが、彼女は私たちにも聖霊による深い献身を求められるのです。
          来月は、「キリストの聖体」の祭日、この準備も手伝いたいのです。マリア様は「聖体の聖母」とも呼ばれています。ベネディクト16世はマリア様を「聖体の生きた『幕屋』」と呼んでいます。マリア様は、聖霊の助けによって、御聖体の前でどのように崇拝し、祈るかを教えています。聖母に、私たちを御心に近づけるよう導いてくださるようお願いしましょう。

   

 素敵な祈りは「アヴェ・マリス・ステルラ 」。ご存知ですか。きれいな歌と祈りです。今月は聖母のお力添えに感謝して、このお祈りをしましょう。

「アヴェ・マリス・ス

めでたし、海の星

いと優しき神の御母

かくて、常に乙女なる

祝福された天の扉


めでたしの言葉を

ガブリエルの口より受け

我らに平和を与えたまえ

エヴァの名を変えられて


罪の鎖より解放し、盲人に光を与え、

我らの悪を去らせ、すべて良きものを与えたまえ

汝、御母なることを示したまえ、

汝を通じ、救いのため生まれしイエズスが祈りを聞き給うよう

霊妙にして、何にもまして柔和なる乙女よ、

罪の赦しにあって、我らをも柔和で清らかとなし給え


榮光あれ、父なる神に

至高の王たるキリストに

そして聖霊において

の神に栄誉あれ

アーメン


SMH


2023年4月24日月曜日

聖テレジア  生誕150周年記念

皆様、ご復活おめでとうございます!

422日(土)の黙想会では聖テレジアの言葉をカードにしてプレゼントしました。




いくつかご紹介します。

 

神さまについて語るよりも、

神さまと話すほうがずっとよいと

感じていました。

霊的な会話にも、

どれほど自愛心が入りこむ

かもしれませんから。

 

*あなたがだれかに対して

激怒しているのを感じるとき、

心の平和を取り戻すには、

その人のために祈ることです。


*隣人の善について考えるほど

甘美なものはありません。

心のうちに喜びをえますから。

 

*本当に祈りの力はなんと大きいのでしょう!

まるでどんなときにも自由に王さまに近づくことができて、

願えば何でも聞き入れられる女王のようだと言えましょう。

 

*わたしのちょっとしたやり方、

それはいつでもうれしそうに、

いつもほほえんでいることです。

転んだときにも、

勝利を博したときと同じように!

 

では、お元気で! 


SMB
 

2023年3月7日火曜日

沈黙のうちに思いめぐらす

 LINE, Facebook, Twitter, Instagram, WhatsApp・・・。世の中ではSNSが大人気で、今やそれなしではさまざまな面で不便を感じるほど、私たちの生活に深く浸透しています。私自身もSNSを2種類使っており、それがなければ教会での活動もままならないほどです。
 SNSは誰かと連絡を取るほかに、自分の近況を知らせたり、告知したい情報をシェアしたりするためにも使います。

 このようにSNSはいろいろと便利なツールですが、私がいやだなと感じるのは、何か不愉快なことがあったとき、生の気持ちをそのまま投稿してしまっているたぐいのものです。もちろん、誰にでもつらいこと、悲しいことはあります。それをSNS上で吐露することで、その投稿を見た人々から慰められたり、助言をもらったりすることもあるでしょう。SNSにそうしたプラスの側面があることは否定しないし、私自身もまたそのようにして励まされた経験があります。私が残念に思うのは、特にクリスチャンが祈りの中で神様とそれについて静かに対話することなく、感情のおもむくままに書いて投稿してしまっているものです。

 聖書の中では、マリア様がふしぎな出来事を体験したとき、しばしばそれについて思いめぐらしていたことが語られています。イエスが生まれるとき、天使が羊飼いたちに現れて救い主の誕生を告げたことを聞き、マリア様は「これらの出来事をすべて心に納めて、思いめぐらしてい」ました(ルカ2.19)。またイエスが12歳のころ、エルサレムの神殿で学者たち相手に対等に議論をし、さらには神殿を「父の家」と呼んだときも、マリア様は「これらのことをすべて心に納めてい」ました(ルカ2.51)。

 2000年前は今のようにSNSがなかったので、マリア様がこうしたことを多くの人々と「シェアする」ことはもちろんありませんでした。しかしだからといって、代わりに人々に喋り散らしたりするようなこともなさいませんでした。表向きは日常生活を淡々と送りながら、ご自分の体験したふしぎな出来事を折に触れて思い出したり、その意味を神様にたずねたりしていたことでしょう。そしてすぐには答えが出なくても、安息日に会堂で神のみことばを聞いたり、人々と話したり、その他さまざまな体験を重ねていく中で、「あの出来事はこういう意味だったのか」と悟ったこともあったでしょう。そんなふうにしてマリア様のこころの中で、神のみわざは日ごとに深みを増していったのです。

 3月25日はカトリック教会では神のお告げの祭日です。私たちもスマホ画面から目を上げて、自分の心にあることについて静かに神様と対話してみてはどうでしょうか。(SMP)

2023年2月28日火曜日

マザー・テレサと出会った青年

 


 皆さんはマザー・テレサのことをよくご存知でしょうか?
もしかしたら若い世代の方たちは、「名前は聞いたことあるし、写真とか見たことあるけど、よくは知らない。インドで貧しい人々のために働いていたシスターでしょう?」と思う人も多いでしょう。その通りです!その功績によって1979年にはノーベル平和賞を受賞されています。今から26年前の1997年に87歳で亡くなりましたが、生前から世界中の人々から愛され慕われていた、大変人気のあるシスターでした。


 マザー・テレサのもとには、彼女の仕事を手伝おうと世界中の若者たちが集まって来ていました。もちろん日本からもマザーの活動に心の底から感銘をうけて、学生や看護師の資格を持った人、キリスト教のことはあまり知らない人たちも、ボランティアとしてインドのカルカッタ(現在はコルカタが正式名称)に来ていました。

 

そんな中に、ある青年がいました。彼はお父様が亡くなったのをきっかけにカトリックの洗礼を受け、信仰の実践をしなければならないと思い始め、「そうだ、キリスト教で信仰の実践といえばマザー・テレサだ。彼女に会えば何とかなるかもしれない」という根拠もなく(彼の著作からの引用です)確信しました。23歳の青年だった彼はその思い付きから1ヵ月もたたないうちにインドへ出発し、1994年5月から1995年にかけて通算して約1年マザー・テレサのそばにとどまって働いたのでした


 腰が曲がった小柄な姿と、深い皺が刻まれた顔いっぱいに浮かんだ微笑みのマザーと初め
て会ったときから、うれしくて仕方がなかった、心の底から喜びがどんどんこみあげてきて、じっとしていられないほどだった彼は、その1年間の滞在中に起こったさまざまな出来事によって司祭職 (カトリックの神父)へと導かれて行きました。
 

    この神父様は、神様の不思議な導きによってマザー・テレサと出会い、人生を変えられていったのですね。

    私たちもこの神父様のように、神様の導きに心から応えて生きて行きたいものです。

SMG



2023年1月10日火曜日

「みことばは人となり、わたしたちの内に住まわれた」

友人からいただいたクリスマスカードに次のように書かれていました。

 

「沈黙の静けさがすべてを覆い、夜が半ばに達したとき、

全能の言葉が玉座を離れて天から降った。

主にあって、喜びなさい。今日、救い主がお生まれになった。

今日こそ、天から真の平和がこの世に降り立った。」

 

「この時代に真の平和の訪れを想うことは、難しいでしょう。戦争、テロ、自然災害や環境破壊、コロナ、その他の危機はすでに全くありふれた出来事になっています。特に今、ウクライナでの戦争はヨーロッパばかりではなく、世界中をも脅かしています。

だからこそ、信じることが私たちには大切です。神は天からみことばをお遣わしになった、イエスこそ平和の君であると。

 この平和が私たちの家庭にもとどまりますように。神が私たちの家族を祝福してくださいますように。主は、無力で弱く、寄る辺もない幼子のお姿で来られました。それは、私たちの助けを受け取られるためでした。

 私たちの家族に落ち着きが保たれたこと、私たちが互いを受けとめ、共に、そしてお互いのためによく関わり合っていることに感謝しましょう。誰でも、どの家庭も、何らかの悩み苦しみ、困難を抱えています。それでもなお、神が私たちのただ中に平和の王として住まわれることに信頼しましょう。主が世の終わりまで私たちのそばにとどまってくださることに、信頼を置きましょう。

 あなたとご家族の上に、祝福された、平和にあふれ恵みに満ちたクリスマスを、そして新しい2023年に神様の祝福を願い、お祈りしています。」

 


 

 私はこの新年の始まりを小さな聖堂で迎えました。11時半からの聖体礼拝、そして真夜中に行われた神の母聖マリアの祭日のミサにあずかりました。1231日に逝去された名誉教皇ベネディクト16世のためにも祈りを捧げました。ミサの中で、神父様はおっしゃいました。

「私たちは今、闇に覆われたような時代を生きています。世界は方向性を見失っているかのようです。そうしたなか、何をもって心の渇きが本当に満たされるのかを今一度、確認しましょう。「私たちはどうすればよいのですか」と尋ねた弟子たちのように、「すべてを心に納めて、思い巡らしていた」マリア様のように、謙虚に神に聴き従う姿勢が求められています。私たちもみことばを受け入れ、内なるキリストを世に生み出す母となるよう招かれているのです。」

 聖堂を後にすると、星空と明るい月が目に入りました。神への感謝と平和への願い、そして希望を新たにしたひと時でした。                       SMV

2023年1月2日月曜日

名誉教皇ベネディクト16世ありがとうございました

  


父である神よ、
                         主のぶどう畑の謙遜な働き手、
                         真理の協働者である
                         名誉教皇ベネディクト16世
                         のために真心から感謝します。
                         私たちはこれからも
                         名誉教皇が示して下さった
                         信仰の証しに倣うことが
                         できますように。アーメン。

                               SMT