皆さんはマザー・テレサのことをよくご存知でしょうか?
もしかしたら若い世代の方たちは、「名前は聞いたことあるし、写真とか見たことあるけど、よくは知らない。インドで貧しい人々のために働いていたシスターでしょう?」と思う人も多いでしょう。その通りです!その功績によって1979年にはノーベル平和賞を受賞されています。今から26年前の1997年に87歳で亡くなりましたが、生前から世界中の人々から愛され慕われていた、大変人気のあるシスターでした。
マザー・テレサのもとには、彼女の仕事を手伝おうと世界中の若者たちが集まって来ていました。もちろん日本からもマザーの活動に心の底から感銘をうけて、学生や看護師の資格を持った人、キリスト教のことはあまり知らない人たちも、ボランティアとしてインドのカルカッタ(現在はコルカタが正式名称)に来ていました。
そんな中に、ある青年がいました。彼はお父様が亡くなったのをきっかけにカトリックの洗礼を受け、信仰の実践をしなければならないと思い始め、「そうだ、キリスト教で信仰の実践といえばマザー・テレサだ。彼女に会えば何とかなるかもしれない」という根拠もなく(彼の著作からの引用です)確信しました。23歳の青年だった彼はその思い付きから1ヵ月もたたないうちにインドへ出発し、1994年5月から1995年にかけて通算して約1年マザー・テレサのそばにとどまって働いたのでした。
て会ったときから、うれしくて仕方がなかった、心の底から喜びがどんどんこみあげてきて、じっとしていられないほどだった彼は、その1年間の滞在中に起こったさまざまな出来事によって司祭職 (カトリックの神父)へと導かれて行きました。
この神父様は、神様の不思議な導きによってマザー・テレサと出会い、人生を変えられていったのですね。
私たちもこの神父様のように、神様の導きに心から応えて生きて行きたいものです。
SMG
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