2020年2月1日土曜日

魂の食事


 今年2020126日(日)に、「神のことばの主日」を初めてカトリック教会でお祝いしました。そこで、聖書と私との個人的なかかわりについてお話ししてみたいと思います。

 これは、修道会に入会してから最初の3年間の「見習い期間」に身につけた習慣ですが、夜寝る前に、翌日のミサの聖書箇所を読むことにしています。そして翌朝、午前515分ころに聖堂に行って、その日のミサの聖書箇所をもう一度読み直し、黙想します。

聖書は英語で読んでいます。日本語で読み流していたところで、気づくことも多いからです。
 












 ミサが終わって仕事に出かけ、その日一日あれこれと仕事をしているうちに、残念ながらせっかく朝 黙想したみことばを忘れてしまうこともよくあります。それでも、ふとしたきっかけで思い出すことがあるので、ふしぎなものです。

思うに、日々の聖書からの読書(レクチオ・ディヴィナ)というものは、毎日の食事と同じで、たとえ一回一回 何を食べたかあとになって思い出せなくても、必ず私たちの体の中で栄養素として働いているのでしょう。たとえば、夕食にインゲンのごまあえを食べたことを翌朝忘れてしまったとしても、インゲンから摂取したビタミンやミネラルが体内で消えてなくなるわけではありません。ちゃんと胃の中で消化されて、私たちが生きていくために必要な力になってくれます。同じように、2回も読んだはずの聖書箇所を、恥ずかしながら忘れてしまったとしても、そのときに得た「魂の栄養素」は私たちのなかでしっかり働いてくれています。

 聖書を黙想する方法は、さまざまです。私は数年前に黙想指導の神父様から教わったように、黙想中は体の姿勢を大きく変えないようにしています。なぜその神父様が――というより、その神父様が所属していらっしゃるイエズス会の創立者 ロヨラの聖イグナチオがそのように言ったのか、理由ははっきりとわかりません。おそらく気が散るのを防ぐためなのでしょう。


 その神父様から教わったもう一つの方法として、私はロザリオを使いながら聖書のみことばを祈るのも好きです。心に響いたみことばを、ロザリオの珠を繰りながら何度も心の中で唱えます。そうするうちに、そのみことばが心の深みに沁みとおっていくのを感じたり、あるいは誰かのための祈りとなっていくこともあります。

左のロザリオは長崎で購入したもの。
右は韓国人の神父様からいただいたもので、神父様方のために祈るときにこのロザリオを使います。
 























 教皇フランシスコは自発教令の形式による使徒的書簡『アペルイット・イリスAperuit illis』を、2019930 日(聖ヒエロニモ司祭の記念日)に公布しました。そのなかに、「主はご自分のことばの中にあらゆる宝を隠された。私たち一人ひとりが、黙想するものの中に富を見出すことができるためである」と書いています。私たちは日々、聖書のみことばを読んで、たとえそのときは心の中を素通りしていったとしても、ふとなにかの折に、「こういうことだったのか!」と思い至ることがあります。それが教皇フランシスコの言うところの「みことばの富を見出すこと」なのでしょう。毎日何ページも読まなくてもいいのです、長時間集中して黙想することなどもっと無理です。肩ひじ張って聖書と組み合うのではなく、まずは毎日少しずつ「魂の食事」を始めてみませんか?
                                                                            (SMP)

2020年1月3日金曜日





明けましておめでとうございます。

新しい年への門の前に一位の天使が立っています。
私は天使に願いました。
「私に光をください。
皆目分からない不確かな未来を安全な足で歩きたいのです。」
しかし天使は答えました。
「恐れずに暗闇にお入りなさい。
あなたの手を神様のみ手の中に置いてください。
これは光よりずっと良いことではありませんか。
慣れた道よりも安全なことです。」           
  中国の詩より
SMT


2019年12月11日水曜日




無原罪の聖マリアの祭日には、神のお告げの場面が朗読されます。救い主イエス・キリストの母となるよう選ばれたマリアは、神のことばを信じ、「はい」と答えることによって、救いの計画への協力者となりました。ナザレの村でなされた、神からの呼びかけと信頼にみちたマリアの応答によって、イエスの誕生へと神の約束が実現されていきます。私たちは、マリアに信じる者の模範を見いだします。
クリスマスに馬小屋を飾ってイエスの誕生の場面を再現し、その様子を思いめぐらす習慣は、聖フランシスコによって広められました。神が望まれたのは、馬小屋での救い主の誕生でした。生まれたばかりのイエスを囲んだ聖母マリア、聖ヨゼフ、羊飼いたちは皆、神を信じ、神に希望を置いた人物でした。
およそ2000年前に、イエスがこの世に来られたことを私たちは毎年祝います。ひっそりとした場所での人目につかない出来事において、神の偉大な業が成就されました。私たちの日常においても、理解できないことのなかに、神の思いがあることを忘れてはならないと感じます。待降節を過ごす今、待ち望む心を新たにし、希望と信頼を失うことのないよう祈りたいと思います。

2019年11月30日土曜日

11月のお話し 



11月のお話し    召命( ^ω^)・・・について

前回の聖ヨセフのお話しより、半年以上たちました。皆さまお元気でしょうか?
 さて、今日は、修道会入会のお話しです。
修道女にはなりたい、でも神のみ旨は何だろうか。また、数ある会のどこに決めたらいいのだろう等々・・という疑問を持たれたことはありませんか? 
こういう悩みってありますよね。シスターの方々は、何故シスターになろうと思ったのか、どのポイントで決められたのか、どのようにご自分の会を決めたのでしょうか。
「神様に呼ばれたから」というのがよく言われる答えですが、神の声が聞こえたのでしょうか。聞こえるものなのでしょうか?(因みに私には聞こえませんでした。)
聖堂で祈っている時に「△△会だとわかった」という聖人もいますが、自分にはいっこうにそんなことがない・・もっとも聖人ではないから・・と思いまた悩む、の繰り返しの方もおられるのかもしれません。
ともあれ、私はある会に入会しました。結論から言うと2年後にそこを退会し、しばらくしてから別の会に入り直し今年で25年たつのですけれど。
入会の決定要因、時期、その他ヒントとして、所属教会の神父様に相談すること、入会を希望する会(それが複数であっても)のシスターたちと話すこと等があります。両方大事です、ま、ケースバイケースですが。言うまでもなく祈りは基本ですが。詳しくは、聞いてください。では、またお会いしましょう。
あ、東京ドームの教皇ミサに行ってきました。パパ様の声が優しくてびっくりでした。
                                SrMB


2019年11月17日日曜日

もうすぐ


 

ババ様は日本にいらっしゃいます。ようこそ!

2019年10月19日土曜日

 

 

平和の使者アシジの聖フランシスコ

「主よ、私を平和の道具としてください。」

 アシジの聖フランシスコは人々の間の和解、環境との和解をわたしたちに伝えてきました。さまざまな不和や紛争、そして環境問題に悩む現代ですが、フランシスコの精神を見習いつつ、周りに和解と平和をもたらしていきたいものです。

 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  

 20198月に、アジア国際会議で韓国を訪問しました。

 北朝鮮との国境でフィリピン・インドネシア・台湾・タイ・韓国・日本などのアジア諸国のカトリック者とともにアジアの平和について考え、ともに祈りました。

 アジア各国との間にさまざまな問題をかかえている日本ですが、「カトリック」の兄弟姉妹たちは心をひとつにして「ともに」支えてくださっています。あらためて「カトリック」の意味を感じました。(SMJ)
 
 

国境に立つマリア像
朝鮮戦争の追悼記念碑


 

国境に立つマリア像             朝鮮戦争の追悼記念碑

2019年9月23日月曜日

大天使




来週9月29日は聖ミカエル聖ガブリエル聖ラファエル大天使の祝日です。今年はその祝日が丁度日曜日になります。大天使たちの役割は、神様を賛美し、たたえるために創造されました。特に大天使聖ミカエルは神様のすぐそばにいて、神様の人間への深い愛を身に帯び、人間のために戦い守る使命を持っています。聖ミカエルの祈りがここにあります。一緒に祈りましょう。
大天使聖ミカエル、日々の戦いに私たちを守り、
悪魔の力に勝つようお守りください。
神が彼に命令をお下しになることを伏してお願いいたします。
ああ、聖なる大天使よ、霊魂を損なおうとして働いているサタン、
その他の悪魔を、神の御力によって退けてくださいますように。
アーメン。




icon by Arlene Tilghman
SMH