2026年3月22日日曜日

「聖ヨゼフの月に」

 



2012年、聖ヨゼフの祭日を前に、私は日々異なる聖ヨゼフの絵と聖人の言葉を用意し、ノヴェナの祈りとして聖堂前に掲示していました。そのさなか、ノヴェナ最終日の318日に祖母が帰天しました。

 

この年の冬に入院中の祖母を見舞った際、インフルエンザが流行しているとの理由で面会が叶いませんでした。会憲に関する指針にある、「償いの季節(四旬節、待降節)には、できれば訪問を控えるようにしましょう。」との文言が念頭にあり、ご復活を迎えたら再び見舞いに行こうと考えていたところでした。祖母は20年にわたって入院し、無力な状態にあったのだから、最後に会う機会がいつになっていたかはわからないとは言え、やはり心残りがありました。それでも、祖母が聖ヨゼフに伴われて帰天したと思い起こされたことは慰めとなりました。

 

神のみ旨に忠実であった聖ヨゼフは、絶えず神と一致し、神に耳を傾けていたのだと思います。ナザレでの生活は、おそらく単調なものであったでしょう。隠れた働きを日々献げていた聖ヨゼフこそが救いの計画への偉大な協力者であったことに、神様のなさり方を感じます。

アヴィラの聖テレジアは「神様からお恵みをいただきたいならば、必ず聖ヨゼフのお取り次ぎを願いなさい」と言葉を残しています。自然と耳に入る音、さまざまな出来事や自分の思いによって落ち着きを保つことが難しいと感じている今、聖ヨゼフの助けによって心の静けさが与えられますように。                 SMV

 

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