5月はカトリック教会で聖母マリアにささげられた「聖母月」としています。
私たちの修道会でも聖母マリアへの崇敬を大切にしており、シスターたちはフランシスカンの伝統に従ってロザリオを毎日祈るようにしています。
福音書のなかでマリアさまの姿が描かれているところはそう多くありませんが、それでも3つの場面が印象的な姿として浮かび上がってくるかもしれません。すなわち、大天使ガブリエルによって救い主の懐胎を告げられたときのマリアさま。少年イエスがエルサレムの神殿を「わたしの父の家」と呼び、それを思いめぐらしていたマリアさまの姿。そしてわが子が十字架に架けられたとき、そのみもとにたたずんでいたマリアさまの姿。
毎日の生活の折々に、これら3つのマリアさまの姿を指標にしていきたいものです。
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