10月23日に祝われる「世界宣教の日」のメッセージで、教皇様は「キリスト者は皆、キリストの宣教者、証人となるように召されています。だからキリストの弟子たちの共同体である教会には、キリストを証して世界を福音化する以外の使命はありません」-省略-
1.福音を延べ伝え生き方で証しする
「事実、主イエスが弟子たちを二人一組で宣教に送り出したのは偶然ではありません。キリスト者がキリストを証しすることには何よりも共同体的な性格があります。だからこそ宣教を行うには、小さなものであったとしても、共同体の存在が不可欠なのです。」
「キリスト者の生き方の見本とキリストの告知は一体です。一方が他方に役立ちます。宣教者となるため、すべての共同体はこの二つの肺で呼吸しなければなりません。」
「キリストの教会は、かつても今も、これからも、地理的・社会的・実存的に新たな地平へと、そして【境界線の外】にある場所や人間の境遇へと、キリストとその愛をあらゆる民族、文化、社会的境遇の人すべてに証しするため、常に【出かけていく】のです」
教皇様は「疲れたり、やる気がなかったり、途方に暮れていたりするときにこそ」、祈りを通じて「聖霊によって強められ、導かれる」と教える。
「私は、すべてにおいて宣教者である教会を、そしてキリスト共同体における宣教活動の新たな時代の訪れを夢見続けています…そうです。教会の私たち皆が、洗礼によって既にそうである者、主の預言者、証人、宣教者でありますように。聖霊の力によって、地の果てに至るまで」
(カトリック新聞 抜粋)
SMC